40代でピアノを始めてみたけれど、やめたくなったら
2020年8月30日
40代になってからピアノを始めてみたものの、ピアノをやめようか迷っている方向けです。
40代といえば、仕事や家事、子供の教育、親の世話、いろいろなことがあり、お金や時間の資源をいかにうまく使うのかが問われる年代ですよね。
優先順位は変わっていきます。他の事で忙しくなり、ピアノの練習に割ける時間が取れなくなるのは仕方がありません。
でも、1日15分でもピアノに向き合えば、少しずつ上達していきます。週末時間の取れる時だけでもピアノを触ってみるのはどうでしょうか?
短い記事なので最後までお付き合いいただければ幸いです。
好きな曲をSynthesiaで遊ぶ
ピアノは息抜きや癒し、気晴らしと考え、堅苦しい練習は止めて、Synthesia(シンセシア)を使って好きな曲を演奏して遊んでみるのはいかがでしょう?
[Synthesiaを使って好きな曲を演奏して遊ぶ リンク未設定]
レッスン先を変える
ピアノレッスンに通っていて先生とどうも合わないのが気にかかっているのであれば担当の先生を変えてもらうか、教室を変えてみるのはいかがでしょうか?
googleで「ピアノ教室検索」とご自分の地域を入れれば、たくさん見つかると思います。
私の住んでいる市だと「ピアノ教室.com」がたくさんの先生が登録されていました。
大手であれば、ヤマハ、カワイのほか、島村楽器、シアーなどがピアノ教室を全国展開されています。
教室に通う時間がない方はオンラインレッスンも視野に入れると良いかもしれません。
スキルの売買のできる「ココナラ」でオンラインピアノレッスンを提供している方がいらっしゃいます。
ココナラに登録して一度ご覧になると良いかもしれません。
独学でピアノ練習を続ける
独学で続けてみるのはいかがでしょう?
独学でも中級入口までは十分に到達できます。
思うように指が動かない、楽譜が読めず鍵盤を押せない、こんな問題につまづいてピアノが嫌になったとすれば良い方法があります。
Synthesiaというソフトをつかえば、先ほどの問題であれば独学でも乗り越えてピアノ中級以上になることができます。
いろいろなところで取り上げられたのでご存じかもしれませんが、このSynthesiaを使う練習を活用して高難易度の曲リストの「ラ・カンパネラ」を同曲の演奏で有名なピアニスト、フジコ・ヘミングの前で弾く腕前まで上達した海苔漁師の徳永義昭さんの事例もあります。
徳永さんは未経験から初めて7年でこのレベルになったそうです。諦めずに続けていれば徳永さんのようになれるかもしれませんよ。
Synthesiaを導入する方法はこちらに解説してありますので、ピアノを止めてしまう前に一度ご覧いただければ幸いです。
練習しすぎて故障してしまった場合
故障したからピアノは合わないな、とお考えでしょうか?
もしかすると、体の使い方を勉強するいい機会なのかもしれませんよ。
私も40代からピアノを始めました。
ピアノが楽しくて毎日たくさん練習を行った結果、フォームに無理があったのか左手小指側の肘から手首にかけて腱鞘炎になってしまいました。
腱鞘炎になった後も練習をしていたら腱鞘炎がさらにひどくなってしまい、完治まで6ヵ月かかりました。
若いつもりでも体は錆びついているのを感じました。無理はいけませんね。
接骨院に通いつつ、体の使い方の勉強をしました。
図書館にいって、「アレキサンダー・テクニーク」や「ボディ・マッピング」などの本を読んでみると良いかもしれません。
体ってつながっているんだな、というのが分かります。また、体の使い方が分かれば、無理な動きが減るので怪我が少なくなると思います。
ピアノは止めると決めてしまった場合
もし、ピアノを始めてみたけれど何か違うかもしれないなと思いはじめ、気晴らしにもならないと感じてピアノに触らなくなり、今後3年はピアノを触りそうにないなと思い始め、ひと月後もピアノを止める気持ちが変わらなければ、電子ピアノは売ってしまうのが良いと思います。
ポータブル型といえども場所を取ります。限られた居住スペースに使わないものを置いておくのは無駄になります。
電子ピアノであれば2~3年程度でモデルチェンジがあり、同価格帯でも機能が向上していきます。修理部品が手に入るのは製造から8~10年です。
やっぱりピアノをやりたいなと思ったタイミングでまた購入して始めるほうが良いと思います。
また気が向いたら、ぜひピアノを再開しましょう。
いつでも再開できますよ。
電子ピアノを売る際、ポータブル型であればメルカリやラクマなどのフリマサイトで売るのが良いと思います。
大型の電子ピアノは、自宅まで回収に来てくれる業者にお願いするのが安心です。
直接またはGimotyなどを介してリサイクル業者に販売する方法があります。
搬出時に家屋などを損傷させり怪我をした際の補償でトラブルになるといけないので、電子ピアノの重量がある、搬出経路が狭い、階段の上げ下ろしがあるなど、気になる点がある場合はピアノ搬出に慣れた運送業者に依頼するようにし、個人への販売は見合わせたほうが良いと思います。
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