ピアノ超初心者のためのガイドを作りました。まったくのピアノ未経験から「初心者」レベル修了を目指す方向けの内容です。趣味として続けるかどうか分からないので、最初はあまりお金をかけたくない、効率良く練習したい方向けに情報をまとめました。
目次
練習用のピアノ
ピアノの種類
電子ピアノを入手しよう
ピアノの入手先
ピアノの練習で必要なもの
ピアノ
ピアノ用椅子
楽譜
ピアノ練習であったほうが良いもの
練習用のピアノ
ピアノの練習ができる鍵盤楽器はいくつかあります。
初心者の方にオススメのピアノは電子ピアノ、特にポータブル型のスタイリッシュ、据え置き型のスリムタイプまたは標準タイプの電子ピアノです。
ピアノの種類
ピアノの種類をまとめました。
読まなくても大丈夫です。(リンク先に個別情報をのせる予定です。)
アコースティック・ピアノ
グランドピアノ
アップライトピアノ
電子ピアノ
ポータブル型
スタイリッシュタイプ ←初心者オススメ
ステージピアノタイプ
据え置き型
スリムタイプ ←初心者オススメ
標準タイプ ←初心者オススメ
高性能タイプ
ハイブリッドピアノ
グランド ピアノ アクション タイプ
アップライト ピアノ アクション タイプ
電子キーボード
光るキーボード タイプ
スタンダードキーボード タイプ
コンパクトキーボード タイプ
ロールピアノ タイプ
シンセサイザー
MIDIキーボード(※単独では鳴らせません)
セミウェイト鍵盤 タイプ
ライトウェイト鍵盤 タイプ
ピアノタッチ鍵盤 タイプ
電子ピアノを入手しよう
電子ピアノを入手しましょう。
ヘッドホンを付けられるので、夜でも近隣に気を使うことなく練習出来ます。
もしアコースティックピアノをお持ちであれば、そちらで練習できれば素晴らしいと思います。しばらく使っていなければ調律しましょう。くれぐれも近隣トラブルには気をつけましょう。夜中も練習したい場合は電子ピアノを入手しましょう。
電子ピアノを入手する際は、電子キーボードと間違わないようにしましょう。電子キーボードは安価ですが、電子ピアノと形の似た別の楽器です。電子ピアノとして売っているものでも、鍵盤がバネ式やハーフウェイテッドと書いてあるものは電子キーボードで、鍵盤が軽く、ピアノの練習には適しません。電子ピアノは鍵盤が88鍵盤でハンマーアクションのタイプを選びましょう。
ピアノの入手先
ピアノの練習にはピアノが必要です。
ピアノの入手方法です
楽器店で購入する
家電量販店で購入する
ピアノ専門店で購入する
フリマサイト等で購入する
リサイクルショップで購入する
知り合いから譲ってもらう(借りる) ←オススメ
電子ピアノ中古専門業者から購入する ←オススメ
知り合いから譲ってもらう
ピアノはいろいろな理由で売りに出てきます。例えば、
買い替え
今の機種では物足りなくなったので上位機種に買い換える
引っ越し
都会に引っ越すため、場所の確保が難しくなり手放したい
物置化
子供のために買ったものの子供の興味が続かなかった
趣味で始めたけれど熱意が無くなった
仕事が忙しくなり弾けなくなった
知り合いから譲ってもらう場合
物置になっているもので年式の新しいものがオススメです。きっとあまり使われていないので鍵盤機構の劣化は少ないはずです。年式が新しくても音大生の買い替えだと、使い込んでいる可能性があります。念のため、譲っていただける機種の型番、鍵盤の状態(落ちたまま戻ってこない、戻りが悪いなど)は良いか、すべての鍵盤で音が出るか、ヘッドホン端子は問題ないか、など確認しておくと良いです。
もし、動物アレルギーのある方は、ピアノを譲っていただける知り合いがペットを飼っているかどうかも確認しておきましょう。
電子ピアノの寿命は10年程度と言われています。メーカー保証も約8年です。譲り受けてからメンテナンスを行わない前提では、正常に使える期間を考えて、古すぎるものは無償でも入手は見送りましょう。
ポータブル型であれば気にしなくても良いですが、据え置き型であれば搬出、搬入を業者に依頼する費用がかかりますし、廃棄にも費用がかかります。
電子ピアノ中古専門業者から購入する場合
電子ピアノ中古専門業者から購入する利点は、点検、整備、清掃済みのものを販売してもらえる点です。初期不良の課題を間違いが少なく、安価に購入できます。「地元の掲示板 ジモティー」など
ピアノの入手前に確認しましょう。どんなピアノにするかによって必要な項目が変わってきます。
- 部屋に搬入できるか?
- ピアノと椅子を置く場所を確保できるか?
- ピアノを弾くための場所を確保できるか?
- 床の耐荷重は大丈夫か?
どのメーカーにするべきか?
もしメーカーを選ぶと
楽譜
超初心者は楽譜の購入は不要です。書籍の楽譜は下を試してからでも大丈夫です。
最近の電子ピアノを購入すると、タブレット用のアプリと連動させて練習出来ます。初心者用の練習曲も入っているのでこちらを試しましょう。
- YAMAHA :
- Roland :Piano Partner
- CASIO :Chordana Play
バイエルなど古い楽譜は著作権が切れており、無料で入手できます。IMSLPで探してみましょう。https://imslp.org/wiki/Main_Page
オススメの楽譜は、BayerとHanonです。
印刷して書き込みしましょう。
すべてが無料ではありませんが、musescoreの楽譜検索もオススメです。
著作権の切れていない新しい楽曲の楽譜を入手したい場合は、ぷりんと楽譜、@ElLISE(アット・エリーゼ)、ヤマハ ミュージックデータショップ、ROLANDを探してみましょう。
「バーナム ピアノテクニック」で練習したい方は書籍版を購入しましょう。
基本的な楽譜は安価ですし、メルカリやラクマからでも安価に入手出来るので探してみましょう。
初心者の定義:両手でバイエルが弾ける
ピアノは鍵盤をたたくだけで簡単に音を出せるので、他の楽器に
ピアノ初心者
ピアノ独学の初期に陥りやすい状況
ピアノを始めたばかりの頃は、できないことが多くて愕然とします。
- 思ったように指が動かない
- 全く楽譜が読めない
- どの鍵盤を押せば良いのかわからない
- リズムが取れない
- 指や腕、肩がすぐ疲れてしまう
- 上達している気がしない
大人になってから未経験でピアノを始めた場合、特に独学で学ぶことを決めた場合は、こんなことになりがちです。ピアノを始める前に思い描いていた姿と現実とのギャップの大きさに打ちのめされ、ガッカリしてしまい、「やはり自分には無理だった、合わなかった」と自信を無くし、徐々にピアノへの興味を失ってしまいます。
でも、楽な進め方があります。きっと何とかなります。機械の力を借りましょう。何とかこのツラい期間を乗り越えましょう。
独学ピアノ練習導入期を助けるための道具
- 勢い
- 電子ピアノ
- パソコン+ディスプレイ(ノートPCも可、大型タブレットでもなんとか)
- USBケーブル(Aオス―Bオス型、PCと電子ピアノを繋ぐ、長さに注意)
- Synthesia(ピアノ練習ソフト、3000円ぐらい)
- Googleアカウント(youtubeでチャンネルをお気に入り登録するため)
- Paypalアカウント
- 楽譜
- MIDIファイル
レッスン学習編
- ピアノ教室
- ピアノ講師
必要なもの・オンライン添削、オンラインレッスン編
- 固定回線のネットワーク
- スマートフォン
- 三脚
- スマホホルダー
- オーディオケーブル
- ヘッドホンアンプまたはオーディオインターフェイス
- youtubeアカウント(投稿用)
- LINEアカウント
- ZoomまたはTEAMS
- Doroidcam(スマホをPCのカメラとして使うアプリ)